「戦地からの手紙」収録
平和の語り部事業 「戦地から土佐への手紙」朗読動画制作
―土佐女子高等学校の協力を得て―
6月20日午後4時より、土佐女子高等学校放送室において、青年部主催の平和の語り部事業である、「戦地から土佐への手紙」の録音作業が行われました。
青年部はこれまで、「体験型の語り部」である慰霊碑等の清掃活動に学生のボランティアを募るなど、「青年部の次の世代、「学生」たちにも関わってもらいながら平和の語り部活動を展開していく」ということを意識してきました。
このプロジェクトは、高知ミモザの会が平成21年に発行した「戦地から土佐への手紙」や、家族から父に向けた手紙等の朗読を学生にしてもらい、録音・映像化するというもので、昨年度の活動企画会議で制作チームを立ち上げ、毎年、NHK杯全国高等学校放送コンテスト等で数々の受賞をしている土佐女子中学高等学校放送部にご協力を仰ぎ、プロの業者に録音と動画制作を委託して、昨年12月に第一作目が完成しました。
第二回目となるこの日は、同校2年生の前田玲さん、野瀨莉良さん、元吉彩乃さんの3名にご協力をいただきました。
三人とも、戦時中の手紙を朗読するのは初めてとのことで、仮名遣いや聞き慣れない単語など、現代文と異なる文章を理解し、朗読するのは大変難しかったそうです
朗読を行った感想を聞いてみたところ、「手紙からは、生きたい・会いたい、という気持ちが伝わり、厳しい当時の状況を感じた。」、「自分も大変な状況に置かれているはずなのに、奥さんや子どもなど、家族の心配をする内容の手紙ばかりで、現代に生きる自分達は自分のことばかり考えて過ごしていると感じ、恥ずかしい気持ちになった。」、「現地でのことは詳しく書けなかったのだと思うけれど、嬉しかったことや明るい内容が多く、家族に心配をかけないようにと思いやる気持ちが伝わってきた。」とそれぞれ聞かせてくれました。
また、中岡美佳副部長から「将来、戦後九十年、百年という時がやってくる。戦後百年の時には『お母さんは戦後八十年の時に、戦地から届いた手紙を朗読したのよ』と皆さんの子ども達に語り継いで欲しい…」と伝えると、三人は深く頷いてくれ、この朗読が平和の尊さを次世代へ語り継ぐ活動の一環となっていることを実感し嬉しく思いました。
収録した動画は、今後当会の研修会や護国神社の祭典等に合せて上映していくほか、小中学校等へ語り部派遣を行う平和学習や、動画投稿サイトYouTubeで公開し、広く一般の方にもご覧いただく予定です。
協力をいただきました土佐女子高等学校の皆様と高知ミモザ会様に、あらためて心より御礼申し上げます。







