忠霊塔の実態調査




 

忠霊塔とは、国難に殉じた戦没者を慰霊・顕彰するため、戦中・戦後に建てられた建造物です。

その名称や形状、当時の建立の経緯や、現在の維持管理の主体などは地域によって様々ですが、遺族の高齢化や慰霊碑自体の老朽化等により、保存していくうえでの課題は多いのが現状です。

高知県遺族会では、忠霊塔等の慰霊碑建立の経緯や敷地の所有者などの実態を把握するため、各市町村や県下各地の地区遺族会に協力を求め、平成25年度から調査を行い、各所より報告していただいた内容をまとめています。

高知県内にある忠霊塔や慰霊碑等は、おもに昭和の旧市町村単位で存在しているため、私たちにとって、とても身近な戦争遺跡といえるでしょう。

各市町村実態調査票

〇安芸支部(室戸市、安芸市、東洋町、北川村、奈半利町、田野町、安田町、馬路村、芸西村)
〇香南香美支部(香南市、香美市)
〇土佐長岡支部(土佐町、本山町、大豊町、大川村)
〇南国市支部(南国市)
〇高知市支部(旧高知市、土佐山、鏡、春野町)
〇吾川支部(仁淀川町、いの町)
〇高岡支部(土佐市、須崎市、四万十町、中土佐町、津野町、梼原町、越知町、佐川町、日高村)
〇幡多支部(宿毛市、土佐清水市、四万十市、大月町、黒潮町、三原村)