高知県遺族会青年部(次世代の会)清掃活動(本山町・土佐町)
令和4年5月29日
青年部副部長(本山町遺族会青年部長)
吉川 裕三
5月29日 日曜日に高知県遺族会青年部として、3回目となる忠霊塔の清掃活動を実施しました。
今回は、旧本山町、旧吉野村、旧田井村の3か所の忠霊塔(忠魂墓地)のお参りと清掃活動をさせていただきました。
当日は午前9時より本山町の帰全山公園に集合し、当日の参加者は青年部と地元遺族会の方らを合わせ、17名でした。
近藤敏一土佐長岡支部長さんらとともに、本山町遺族会杉本嘉彦会長から本山忠霊塔と吉野忠霊塔の現状の説明を受け、その後全員でお参りをさせていただきました。
本山忠霊塔は、毎月自治会の皆さんが輪番制で清掃されているそうです。
(戦没者名が刻まれた碑)
続いて吉野忠霊塔(忠魂墓地)へ移動しました。
吉野地区は山腹にあります。
(のぼり)
なかなか上り下りに苦労しました。
吉野地区は、年10回程清掃が行われているということでした。
こちらでは田井地区長の大久保公史さんも合流し、30分程参加者全員で清掃を行い、その後お参りをさせていただきました。
(墓地のまわりの掃き掃除)
(忠霊塔のまわりの草刈りと草引き)
(清掃終了後の参拝)
(吉野地区での集合写真。ちょっと逆光でした・・・!)
(下り道)
続いて、地元の森本和広さんも合流し、田井地区忠魂墓地へ向かいました。
(少し山道を登ります)
田井地区忠魂墓地は、旧田井村の近隣の自治会が例年草刈り等を行ってくれているとのことでした。
こちらでも清掃とお参りをさせていただきました。
以前は各地区で慰霊祭が開催されていたそうですが、現在は本山町・土佐町ともに同日(4月10日)、それぞれ別会場で行政主催の追悼式が実施されています。
昼食は、レイクサイドさめうら(さめうら荘)でいただき、その後、土佐長岡支部長の近藤敏一さん、土佐町遺族会の森本和広さんを交えて、青年部との意見交換会を行いました。
(パーテンションを使用して、感染症対策を徹底!)
忠霊塔の維持管理の在り方や地区追悼式の在り方、遺族会と青年部の関係など活発な意見交換がされました。
今回、特筆すべきことは、ひ孫世代の参加者が近藤敏一さんのお孫の近藤詩さん(高校3年生)と磯野万葉君(小学2年生)の2名が参加してくれたことです。
(草引きをする詩さんと万葉くん)
「2度と戦争を起こさない」
私たちの祖母や父母のような遺族の苦労を次世代に伝えるためにも、ひ孫世代の参加を今後も期待したいと思います。
(本山町での集合写真)
拙い文章ですが、3回目の青年部清掃活動の報告とさせていただきたいと思います。