【レポート】高知県護国神社年末大掃除に参加して

高知県護国神社 年末大掃除に参加して
令和4年12月30日

青年部副部長(南国市支部)
北村 直子 記 


去る12月30日、青年部事業として護国神社の年末の大掃除に参加させていただきました。


参加者は、部長、副部長を含めた部員8名と事務局のお二人、お馴染みのかずは君(小2年)と事務局の息子さんお二人(小4年と1年)と、神社職員の方ら5名を含めて、総勢18名。

お天気にも恵まれ、体を動かしていると汗ばむような日和でした。



掃除の内容は、下境内の落ち葉集めと草引き、上境内と絵馬堂の清掃と年賀の準備などで、約3時間気持ちの良い汗を流せました。

 

 

いつもフィリピン戦没者の慰霊祭で見慣れている下境内は、テントが無いと思っていたよりも広くて、慰霊碑も沢山有り、私には思わぬ発見でした。

境内には、フィリピン戦域戦没者慰霊碑、予科練之碑、シベリア満蒙方面抑留戦没者慰霊碑など17基の慰霊碑がある
クリックすると護国神社のHPに移動します)

 


しめ縄の交換作業など、普段滅多にお目に掛かれない作業も間近で拝見させていただきました。
綺麗に清掃し、しめ縄も新しいものに交換され、来る年を迎える準備もできました。

 

 

掃除をしながら、令和4年を振り返り、色んな事を考える穏やかな時間が作れました。
護国神社の境内という環境がそうさせてくれたと思います。

 


また、絵馬堂も拭き掃除をしながら、じっくりと見学できました。

年表や地図も分かり易く整理されており、これも私にとって新しい発見でした。

 

 

清掃作業をお手伝いさせて頂いたことは、本当に貴重な体験でした。



今回初めて年末の大掃除に参加した事には目的がありました。


今年の夏の実施を企画している「ナツボラ」の下見を兼ねていました。
「ナツボラ」とは中高生が夏休みなどを利用して行う「ボランティア体験」のことで、この活動に参加してボランティアに親しんでもらおうと全国の自治体やNPO団体が企画・実行している事業です。


高知県でも各地で様々な企画が準備されており、来年は青年部の事業として『護国神社境内慰霊碑の清掃』で中高生を募集しようと計画しています。


この企画に参加していただくことで中高生が戦争について考えるきっかけにして欲しいと思っています。

 

 

今回実際に境内を掃除してみて課題点も沢山見つかりましたが、夏の実施までにみんなで相談して、実り多い企画にしていきたいと思います。


先輩方も良いお知恵が有りましたら、是非、ご教示ください。

 

 

 

 

 

 

 

2023年01月25日